平成一六年一一月九日一社メガワ-ルド本館2Fホールにて女性部主催「ヨーガ教室」を開講しました。 今回は女性部が健康について継続できる健康管理を教室として開講しようとみなさんにアピールする為に呼びかけられました。
健康ヨーガは癒しのヨーガとも言われ身体と心を健康にします、静かにヨーガのポーズをやることによって身体の筋肉・精神的疲労の蓄積されたものが徐々に取り除かれていきます。
『5分間ヨーガ体操』
イスに座って5分のストレッチ体操をすることによって気分転換ができリフレシュすることができます。
腕内側伸ばし
イスに深く腰かけて背筋をのばします。
両手を胸の前に組みます。
鼻から息を吸って、ゆっくり口から吐きながら手を裏返して前に伸ばします。
吸いながら手を戻します。
ゆっくり吐きながら上から手を回して裏返して前に伸ばします。
吸いながら手を戻します。
以上を1回として、3~5回。
足首回し
はだしがベストですが、ソックスのままでもかまいません。右足首を左脚の上にかけ、右手で持ちます。
左手で右足の指先を包むように持ちます。はだし(または5本指ソックス)の人は、左手の指を右足指の間に差し入れましょう。
できるだけ長い息を吐きながら、ゆっくり(1回転3~4秒で)前回し10回。息が切れたら、回すのを止めて吸います。
逆回し10回。同じく左足を。
足裏伸ばし
冷え性や生理不順でお悩みのかたには毎日してほしい運動です。
イスの前のほうに腰掛け、両手でイスの横を持っておきます。
両足をそろえて脚を前に伸ばします。
息を吐きながら、足先を手前に引いて、アキレス腱を伸ばし、吸いながら背中を頭頂までまっすぐ伸ばします。
できるだけゆったりと息を吐きながら、脚裏に心地よい痛みがあるところまで上体を前傾します。
吐き切ったら、吸いながら上体を中ほどまで戻します。
もう一度息を吐きながら、前に。
同様にもう一度(計3回)。
体側伸ばし
パソコン作業は肩甲骨周辺の筋肉を固めやすいので、とくに効果的な動きです。足をすこし開きましょう。
右腕をひじが後頭部にくるようにあげます。
左手で右手首をつかみます。息を吐きながら、頭でひじをうしろに押しあげるようにすると、肩の周辺がよく伸ばされます。
一度大きく吸って、ゆっくり吐きながら上体を左側に曲げてゆきます。左手で右腕から右脇全体を引っ張る感じで。
吸いながら戻ります。
あと2回繰り返します(計3回)。
一旦元に戻って、逆を急がずに左右のからだの感覚の違いを味わいましょう。
左脇も同じように3回。
イスでねじりポーズ
浅く腰掛けて、右脚を上にして組みます。
左手で右ひざ、右手はイスの背もたれを持ちます。
息を吸いながら背筋を頭頂まで伸ばして、ゆったりと吐きながら視線を右に回し、顔、首、肩と、体を上から下へ続いて回してゆきます。視線 はできるだけ横に回してください。
すっかり息を吐き切ったらサッと吸いながら体を戻します。
あと2回繰り返します(計3回)。
左回転も、左脚を上に組んで同様に3回。
首の四方・八方伸ばし
左ひじを頭の上に乗せて、左手で右の耳たぶをつまみます。右手はイスの端を軽く持ちます。
息を吸って、吐きながら耳を引っ張りあげる感じで頭~首を左側に倒します。首の右側がよく伸びていることを意識します。
右肩が一緒にあがらないように。
3回したら、一旦戻って左右の違いを感じましょう。
同じように右側に同様に。
左右・回転
自分で気持ち良いように首をゆっくり(目安として1周を10~15秒間くらい)回してください。
両腕は下にだらんと落としておきます。
右左両方向に3回ずつ回します。
目から頭のクリーンアップ
充電の前に、まず濡れタオルなどで目と額を冷やしましょう。
両手を温かく感じて汗ばむくらいこすり合わせます。
息を吐きながら、てのひらの中央に目を当てます。ゆったりとした呼吸で5回くらい、てのひらからエネルギーが眼球に送り込まれることをイメージしてください。
気分によって数回繰り返してもよいでしょう。
仕上げ
さあ、イスから立ち上がって大きく伸びをしましょう。伸びかたは自由。
からだが伸びたがっている方向へ、まず息を吸って伸ばし、一瞬止めて口から吐きながらさらにすべての関節がゆったりと広がるようにします(身体は吐く時に伸びるのです)。
はじめは慣れないでしょうけれど、吐くときに縮めないことがポイントです。
“気”が済むまで数回おこなってください。
継続して健康を維持する為には「食養生」が基本で食品も3種類に分類すると善性優位食品(調和のとれた全身に生命力をわき上がらせる食品)動性優位食品(肉体を活動的にさせ激情を爆発させる食品)暗性優位食品(心身健やかさを害し人のもつ力を消耗させる食品)に分けられる。ヨーガを実習する者は善性優位食品を摂るようにして偏った食物に固執せず、バランスのとれた食品を食し「調気法」「瞑想法」をもって中庸を身に付けるようにする。
又、生活環境を清潔で快適なものにし、簡素な生活を送り自分の意識の品性を高め、自分の回りの人々とうまく調和しながら生きていけるように熱心に努力し続けることがストレスを抑制することにもなり心身ともに健全な身体を育成していくことができる秘訣です、と松永道雄先生のヨーガ指導でした