平成17年10月25日名古屋サン・プラザ松の間にて恒例の「支部秋季セミナー」を開催いたしました。
名古屋サンプラザも経営スタッフが変わり新装され、リフレシュされた感じが玄関からも伺えました。8時30分受付・9時より名東保健所生活衛生課環境衛生担当主査・栗本高志さんより「近年の感染症」をテーマに最近多く発生している「食中毒」について具体的に指摘されノロウイルス・カンピロバクター・サルモネラ菌が三大病原菌で今年はノロウイルスが最多でその食物は「生カキ」を食する季節に多発していると言うことが報告されました。
渡邉支部長が遅く参加した理由をあいさつの中で報告され今日の企画は防犯協会に加盟している団体としてみなさんに地域安全の認識を持ち「名東区の街つくり・環境つくり」に組織として寄与していこうと言うことで講演していただくことになりました。
小駒副支部長から『名東警察署生活安全課・渡邉課長を紹介、名東区の現況報告を冒頭にしていただき泥棒(空き巣)・車上ねらい(部品狙い)・ひったくりなど1日当たり九件から一二件で多発している。ひったくりは女性に多く車上狙いは夜間に多発している。 又、空き巣狙いは個人住宅・マンションなどに集中してマンションは午前中が多く発生している。その他不良外人・少年非行など愛知県の犯罪件数20万7千件が発生している。』
その後に犯罪を未然に防ぐ運動を起こすことが重要である。
施錠の励行・地域の連帯性・夜の警備など自衛策を身につける施錠の犯行は夜間に集中、街を明るくする、見知らぬ人にも声かけをする、音での防犯対策など身近な事からみんなで取り組みましょう。
最後に意見交換を致しまして内田賢治さんより質問が提案され、「庶民は事件対応に精通していないので警察官はその現場で機敏な対応をほしい」との要求がありました、又自分で判断せずに警察官対応させるように対処していきたいとの返事がありました。渡邉支部長から「防犯110番運動」を組織として来期の方針で運動として取り組んでいきたいのでご協力を名東警察・名東区防犯協会にしてほしいと言う提案がだされました。
小駒副支部長からも実害例を出されて防犯対策の重要性を認識して名東支部として地域に根ざした防犯運動にみなさんと共に作り上げていきましょうとまとめ上げ今日の「支部秋季セミナー」を閉会致しました。